FX初心者に失敗はつきものです。
今日はFX初心者がおかしやすい失敗について私の体験から考えてみたいと思います。
まず、最初に私が失敗したなと思ったことは、FX会社をよく調べないまま口座開設してしまったことです。
FXという言葉しか知らなかった私は、一番手軽に口座開設できたSBI証券の口座でFXを始めることにしました。
私はSBI証券に株取引の口座を持っていたので、その場で口座を作ることができました。
この時、FX口座の違いなんて知らなかったし、どの会社の口座でも変わらないと思っていました。
しかし、取引を重ねているうちに、他のFX会社の口座のほうがメリットが大きいことがわかり、現在は1万通貨以上の取引はGMOクリック証券、1万通貨未満はSBI FX TRADEというように使い分けて取引しています。
2番目に失敗したと思うことは、1万通貨以上の取引から始めてしまったことです。
FXのやり方も良く分からないうちに、1万通貨以上のポジションを持ってしまいました。資金に余裕のある人や、1回の取引で1万円程度の損失を許容できる人は、そのくらいのポジションを持ってもいいと思いますが、私には早すぎました。
最初は取引に慣れるためにも、100通貨程度で始めればよかったです。
3つ目は、適当な価格でポジションを持ってしまったこと。ここまで来たら買おうと思っていたラインまで待てませんでした。
上がりそうだから買う、下がりそうだから売る、という事を繰り返し、こつこつ勝ってドカンと負けていました。
4つ目は、誤発注です。今持っているポジションを決済しようと思ったのに、気づいたら追加で買ってしまったことがあります。
ポジションを処分しようと思ったのに、倍になっていたのです。
新規に注文する時、決済する時には、「売りか買いか」「新規か決済か」「価格は合っているか」等、重要なところは必ずチェックしてから注文しなければいけませんね。
結構うっかりやってしまうものです。
5つ目は、損切りができなかったことです。ここまで下げたら損切りしようと思っていたのにできませんでした。
どうしてできなかったかと言うと、自分が思っていたよりも早くそのラインまで来てしまったからです。
極端な言い方をすると、買ってすぐに急落してしまった時です。
こんなすぐに下がったなら、すぐに戻るだろうと思ってしまったことが失敗でした。
FXでは、買ってすぐに上がることがある一方、下がることもありますので、事前のシミュレーションが大切です。
6つ目は、とにかくポジションを持っていたかったことです。今はもう、そのようなことは無いのですが、なんとなくのタイミングですぐにポジションを持ってしまっていました。ポジポジ病ってやつですね。
むやみにポジションを持っても勝てるとは限りません。戦うタイミングは慎重に選びましょう。
以上が私の体験談です。私のような失敗をしないようにしてくださいね。