いつもはリスクを取らないやり方でコツコツと取引をしている主婦の私ですが、2年程前に大きな失敗を経験しています。
それは、ドル円が125円に差し掛かっていたときでした。
なんだかわからないけど、125円を超えてくるような気がしてロングポジション(買いのポジション、円安方向に向かえば利益がでる)を持っていたんです。
別にそのことだけを考えたら失敗というわけでは無く、普通の取引のことなのですが、結果から言うと、その後トレンドが大きく変わってどうしようもないくらい一気に円高に向かってしまったんです。
いつもだったら逆指値を設定しておくので、もし損が出ても逆指値に引っかかって金額を限定できるのですが、その時はちょうど家族も夏休みの時期だったのでいつでもチャートが見られるし、決済もすることができるからという理由で逆指値を設定せずにずっとチャートをみていたんです。
その後125円を超えてくると思っていた相場は勢いを無くしてきて、だんだん下がってきてしまいました。
そしてその後、急に下げ始めたのですが急に下がったということは、また急激にリバウンドするのでは?という自分に都合のいい考えが頭から離れずポジションの決済ができないままずるずると時間が過ぎていきました。
その後びっくりするぐらいの下げが続き、私の損失も拡大していってしまいました。
私は結局決済できないまま損失を抱え続けてたった1週間ぐらいで5万円ぐらいの損失を計上してしまいました。
その時の相場は、10日間の間に約10円も下げたり強烈なリバウンドがあったりする程の激しい相場でした。
こんなことって10年のうち1度あるかないかというぐらいの値動きです。
数日で2~3円ぐらい動くことはたまにありますが、ドル円だったら数日単位だったら動いても1円~2円ぐらいのことが多いです。
数日間で10円も値動きがあるなんて、まずありえないような出来事なのですが、私はその下落に巻き込まれてしまって、しかも逆指値を入れていなかった、さらに早い段階で自分の間違えを修正できなかったという最悪な状況になっていました。
損失を確定させたあとに、数分で300pips取り返したという記念すべき取引もこの時に経験しました。
この時は125円から約10円下げたあたりでびっくりするようなリバウンドが一時的に起こったのです。1万通貨の取引で約3万円を数分で取り返したのですが、もう絶対にあの時のようなことはしたくないです。
FXは少し慣れてくると気が緩みがちです。
ポジションを持っている時には必ず逆指値を入れておかないと、私のような失敗をしてしまう場合もあります。
急に損を抱えてしまうと身動きが取れなくなってしまうんですよね。
でも、逆指値をきちんと入れていればこんなことにはならないので、あの時の私は本当にバカでした。
こんな事故レベル(数日で10円も下げて損失が拡大してしまった)の失敗を経験してからは、常に慎重に取引をしています。
もしこれからFXを始めようとしている人は、こんな話を聞くと怖くなってしまうかもしれませんが、さっきも言った通り、数日で10円もの値動きがあるなんてまずありません。
だから、きちんと逆指値を入れておけば私のような失敗は絶対に経験することは無いと思います。
私がよく利用しているIFDOCO注文は、新規注文時に指値と逆指値まで設定してしまうのでリスク管理をしっかりしたい人にはおすすめの注文方法です。
SBIFXトレードのスマホアプリで使える2wayoco注文も新規注文と同時に指値と逆指値が設定できるのでとても使いやすいですよ。